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FAI WORLD GRAND PRIX
of AEROBATICS

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99年度大会の競技概要

99年の競技は10/15(公式予選),16(規定演技),17(自由演技)と行われました。私は今年も通しで観戦しました。

一日目は昨年同様のくもり空で公式練習自体は行われましたが、ユルギスとスタホリック選手がわずかに飛べただけでした。この時期は秋雨前線の活動があるようです。
結局公式練習は中止状態で終わってしまいました。これはあとあとに影を落とすことになります。
しかし公式練習と言っても見てるほうにはエキシビジョンと同じでパイロットは練習が終わると目の前をローパスしてくれます。公式練習を見逃す手はありませんよ!
また金曜からくる利点のは二つあり、一つは今回からはじまった体験飛行(一日2人)の申し込み確率が良いこと。
また今回は練習中止の代わりとして粋な計らいで、ハンガー開放をしてくれました。
土日はパイロットのサインをもらうのは抽選でしかも先着で限りがありますがこの日はフリー。握手も記念撮影もにこにこと応じてくれます。機体ものぞきこむようにじっくりとコクピットを観察できます。アクロ専用機はコクピットの底面が透明になっていて驚かされます。
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二日目はやはりあまり天気は良くありませんでしたが規定競技は行われました。
規定競技は音楽なしですべてのパイロットが同じ科目を演じると言うものです。去年はなかったので今年初になりますが、これはこれで地味ですがスポーツを見ていると言う実感はかえってあります。
今大会ではなんとチーム参加と個人参加を同等に評価すると言うまさに無差別級的な試みも行われる予定でしたが、

結果はチュマル選手がトップに立ち、ユルギス選手やキャパニナ選手はわりと調子が良くなかったようで順位を落としました。
ことしはベテランのローランド選手やエレナ選手も参加しなかったところを見ると好不調はあるようです。

その反面、今回の目玉は新参加のパイロットたちです。

なかでもアメリカのカービーチャブリスとチェコのチーム参加のスカイボックスです。
カービーの機体はアクロ専用機としてはめずらしいアメリカ製ですが、その性能にも驚かされました。上昇性能はスホーイなみだし、機動性はCAPなみです。
アメリカはエアショウマニューバーは盛んでしたがアエロバティックスは今一つの印象がありました。このアメリカンパワーがますますアエロバティックスを盛り上げることを楽しみにします。

また個人的にすごく気に入ったのがスカイボックス。
チームアクロとしてはエクストラを使ったノーザンライツやレトロ感覚のレッドバロン(アメリカ)などがありますが、このスカイボックスはNO1でしょう。
まずそのタイトなフォーメーション。これで美しいクラシックにあわせてしばらくずっと演技をします。まるで遠目にみると複葉機かなんかが飛んでいるようです。
そしてソロも建物すれすれにかすめたり、多いに観客席を沸かせます。
これは来年見逃せませんよ!
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アクロイージーを使用したスペースナイツ(チーム)もきれいな音楽とのシンクロや微妙に非対称に行う演技がすばらしかったです。

午後は再びNASCARとユルギスとのレースや参加パイロット・オールスターによる組曲四季の共演があったりしました。
また、土日を通してユルギスのテーマ曲でもありエキシビジョンのテーマ曲「組曲四季」を作曲したグループ「遠音(とおね)」のみなさんも生演奏で参加してくれて会場を盛り上げてくれました。これは本当にすばらしかった。
遠音の演奏は日本の伝統的な楽器をうまく取り入れて現代的な器楽曲に生かしています。ぼくもこのCDを聞くとユルギスのフライトが目に浮かんできます。
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その後わたしはなぜかサイン会の参加抽選にもあたって今日もハンガーへ。。ここは事前にFWGPAのキャップを買い込みバイザー部分にユルギスやスカイボックスのパイロットたちにサインをいただきました。
そしてまた、会場わきで遊んでいたキャパニナを発見してまたサインを。。。(^^)v



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そして最終日。ようやく晴れた空に感激です。
(去年と同じことを書いている。。。)

大会は自由演技が行われユルギスが高得点を得ましたがチュマルの総合での優位は変わらないようにおもえました。。。
しかし、突然の主催者の発表があり土曜日の得点はノーカウントとなるとのこと。
これは悪天候のため各選手の練習が十分でなかったと言うことですが、少し歯切れの悪さをのこしました。

なにはともあれユルギス選手は逆転勝利を収め、午後のエキシビジョンも熱のこもったものになりました。

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これは最近のユルギス選手の得意技のユルギス・コブラです。これはThe Flightsのページでぜひ動画をご覧になってください。


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悪天候はありましたが今回も内容的にはすばらしいものでした。
しかし来年こそは晴れてほしい。。。。

 

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ことしも魅せます
このフライト!

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スカイボックスはタキシングもタイトなフォーメーションを組んでいます。


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個人的には今回の優勝はスカイボックスに送りたかったと思います。

 

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ミラーフライト(バックツーバック)とバレルロールの組み合わせも決まっています。

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ソロ機も大胆に建物をかすめたりします。


 

 

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自衛隊の宴会芸?
実際のブルーインパルス整備員で構成される

ブルーインパルス・ジュニア
しかしなかなか好評でした

 
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今回もヒーローのカイリス。
リトアニアでの橋くぐりも成功させてますます腕がさえます。

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