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FAI WORLD GRAND PRIX
of AEROBATICS

The Show 98
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競技の流れと結果

98年の競技は10/23(公式予選),24(自由演技1*),25(自由演技2)と行われました。私は通しで観戦しました。


一日目はあいにくの曇り空でしたが公式練習は行われました。もちろん音楽もついていました。ただしスピーカー自体の調子もまだ良くなく会場自体が練習という感じです。
観客は少なかったのですが、ユルギスなどはショーマンシップを発揮してテイクオフ直後いきなり背面になり逆宙返りに移るなどサービスしてくれました。他のパイロットも練習終了後スタンド前をローパスしてくれたりしてくれます。
さすがにデュッソウなどはまだ調子が悪そうで難易度の高い科目を避けたりもしていました。

二日目もあいにくの天気で本来は24日は規定競技として各人決まった科目で音楽なしでやるものでしたが天候の関係もあって自由演技に変更されました。しかし、演技の科目を規定競技的なウエイトをおいて審査したとのことです。
(これはテクニック・ポジショニング・アーティスティックの各項目のうち、テクニックとポジショニングの重み付けをすることによって行ったそうです)

しかし、これが原因になったのかエレナ・クリモビッチが音楽を付け忘れるというハプニングが起こり減点されてしまったのが残念でした。

オープニングは5機によるフォーメーションフライトを行いました。本来自由きままな単独演技を繰り広げる彼らが編隊を組むというのはめずらしいことです。

午後にはアトラクションとしてユルギスとNSXとのレースや4人のパイロットによる曲技も行われました。
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そして最終日。ようやく晴れた空に感激です。
やはり飛行機は青空を背景にしたほうがいいものだと再認識します。

そのすばらしい演技はThe Flightsのページをぜひ見てください。
結果はダイナミックな技のユルギス・カイリス(リトアニア/スホーイ31)の圧勝。
二位はニコライ・ティモフィエフ(ロシア/スホーイ26)がこの日にすばらしい演技を見せ、ベテランのドミニク・ローランド(フランス/キャップ232)を逆転しました。ロールがすばらしく美しいドミニクは三位に終わりました。
同じくベテランの女性パイロット、エレーナ・クリモビッチは二日目に音楽のスタートキューを出さないというささいなミスによりおしくも圏外でした。

午後には前日同様なアトラクションとちょっとめずらしいブルーインパルスジュニアというオートバイのスタント?が行われました。
今度はユルギスとレースしたのはより手ごわい?NASCARでしたがユルギスはかれらに低速でちかずくやスモークをかけてからかうというので観客を沸かせていました。
これもThe Flightsで見てください。

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本当にすばらしいショウで興行的にもまずまずの結果であったようです。
今年(99年)も10月15−17日に再びもてぎで予定されています。おそらく9月くらいからチケットピアなどで前売りが発売されると思います。わたしはもう有給休暇の申請をしました(^^)。

 
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今回のゲスト、アクロイージーとクリクリ
こんな小さな機体でアクロできるというのは驚き

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今回のヒーロー、ユルギス・カイリス

 
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青い空をキャンバスに、あるいはステージに、

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これもユルギスの得意技の一つ
スモークをはきながらぐるぐると回ります

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