ヨセミテヴィレッジ

ヨセミテ国立公園の観光の中心がヨセミテヴァレーであるように、ヨセミテヴァレーの中心はこのヨセミテヴィレッジです。
ここにはビジターセンター、アンセルアダムスミュージアム、ワイルダネスセンターと離れたところに最大のストアがあります。

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一般に国立公園で中心的存在なのはNPSのスタッフがいるビジターセンターです。国立公園でどこに初めに行くか迷う時はまずビジターセンターが中心となるということを覚えておくと便利です。

ここにはスタッフがいてヨセミテの場合、"Yosemite Guide"という新聞が無料で手に入ります。これにはレンジャープログラムやシアターなどの情報が書いてあります。なおビジターセンターには車では行けませんのでシャトルバス6/9番でおります。
ビジターセンターの中には充実したブックセンターがあり、ヨセミテについたらまずここで"Map&Guide to Yosemite Valley"という地図を買いましょう。

 


ヨセミテを写真で語った人物、それが有名な写真家のアンセルアダムスです。
ここにはアンセルアダムズの写真(ポスターなど)を初めとしてさまざまな工芸品が販売されています。
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wild1.jpg (60997 bytes) ここはワイルダネスセンターです。
ヨセミテの大自然の中に入っていきたい人はバックパッカーとなってここで受付を行ってからバックカントリーに入っていきます。

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ビジターセンターの裏手にはインディアン住居を再現したディスプレイ(Indian Village of Ahwanee)があり、左横手には夜に有名な「ジョンミューア・ショウ」を行うシアターがあります。(ちょっとわかりにくいですが。)

もともとヨセミテ(Yosemite)という名前は谷を見つけた初めての白人であるマリポーサ大隊の隊員たちが谷でインディアンたちが叫ぶ"Yo-Hemite"という言葉を谷の名前と思ったことに由来しています。
しかしこれは山麓のMiwok族が谷のMiwok族を呼ぶ呼び名で”彼らの中に殺し屋がいる”という意味だったのです。

”1850年ころ居住していたのはMIWOKというインディアン部族ですが、ヨセミテ周辺には約9000年の昔から人が居住し自然と不可分の生活をしていました。
かれらは金属ではなく主として石器を使用していたといわれます。特徴的なのは石器に火山性のガラス(Obsidian)を使用していたことでこれは花崗岩主体のヨセミテにはありません。つまりこれははるばるシェラネバダを超えて当時から東側との交易があったことをしめしています。”
(Yosemite Guide 98年春号の記事より)
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degnan1.jpg (50637 bytes) ビレッジにはショップもあって一階にデリカ、二階にパスタのレストラン(ファーストフードよりちょっと良いくらい)があります。

シアターではビレッジの名物でもあるリースタントンが一人芝居をするジョンミューアショウを開催しています(有料$7)。
英語でショウをすべてみるのはつらいですが、すばらしい演技でミューアの在りし日を垣間見ることができます。
これは晩年のミューアがヒッチヒッチーという谷がサンフランシスコの水源として水底に沈むのを阻止しようとしてできなかった悲しい一夜を題材にしています。
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ストアの横は駐車場ですがここが一番込むので止めるのはタイミングがむずかしいかもしれません。
ストアはわりと遅く、季節によるかもしれませんが夜9ー10時くらいまでは開いていて、シャトルバスもその時間までは運行しています。
お土産はストアで買えますが、お土産が食事と並んでアメリカ観光では一番頭を悩ませるところです。なにしろヨセミテのようなところでも特産物といえるものはありません。インディアン工芸品がそれっぽいのですが、これらはたいていグランドキャニオンも含め、西部一帯でほとんど同じ品揃えです。
"Echoes of Tenaya"というビデオはウインダムヒルアーチストの音楽をバックに美しい映像でお勧めです。
ヨセミテの足はなんといってもこの無料のシャトルバスです。窓無しのセミオープン?が特徴で写真を撮るのに便利で風を受けるととても快適です。このルートを覚えるのがヨセミテ観光の第一歩といってもいいでしょう。そのため"Map&Guide to Yosemite Valley"が必携です。
すべての観光名所にアクセスできるわけではありませんが、個人の車では行けないエリアへも行けます。例えばヴァーナルフォールへのトレッキングにはこのバスが必要です。Happy Isle #16で降ります。
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tour.JPG (1864 bytes)つぎは世界でも有数の落差を誇るヨセミテ滝です

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