ヨセミテにはキャンプ場以外ではアワニーホテル、ヨセミテロッジ、カリービレッジの三つの宿泊施設がありますが、おそらくこのヨセミテロッジがもっとも普通の選択となるでしょう。
わたしも二回行ってどちらもヨセミテロッジに泊まりました、というよりもまずヨセミテロッジで空いている日にちをYCSから聞いてそれをもとにヨセミテの旅のプランニングを立てた、と言うほうがより正しい言い方です。運が良ければ当日申し込みで泊まれるかもしれませんが、それは避けたほうが賢明です。
ヨセミテロッジはヨセミテビレッジから車で数分、ヨセミテ滝の近くにあります。ロッジから滝までは歩いていけます。
わたしは両方とも泊まる部屋を指定しませんでしたが、何号室に泊まるかまでは決まっていないのでヨセミテ滝が見える部屋と指定するのも手かもしれません。
私の場合、一人でツイン（最小）を使ってチャージは一泊約＄１１０です。二人ならエクストラベッドチャージを取られても格安でしょう。
ロッジの部屋は清潔ですがドライヤーはついてないので持っていかねばなりません。冷蔵庫もありません。たいていの部屋にはパティオ（ベランダ・テラス）がついていてちょっとくつろげるようになっています。パティオにはときおりリスがやってきたりします。
ここにもプールをはじめ充実した施設があり、ストアもシアターもレストランもあります。ビレッジのストアよりは小さいですがほとんどおいてあるものは代わり映えしないのでここで買い物をすませるのが良いかもしれません。
食べるところは、カフェテリアとバッフェ（バイキング）レストラン、きちんとしたディナーレストランがあります。バッフェレストランはガーデンテラスレストランといい、ここは96年度までのガイドブックにはフォーシーズンス・レストランと書いてあるはずです。
いずれにせよパスタや肉料理が中心で少しは魚もありますがヨセミテならではの食事を期待してはなりません。
キャビンタイプの部屋もありますがバスがついているかをチェックしなければなりません。
またキャビンタイプも洪水で大きく被害を受けていて確認が必要です。
部屋にはこんなプラスチックの箱がありますが、これはごみ箱ではなくアイスボックスです。部屋のキーで氷を出せます。
ただしアメリカ人に言わせるとサンクスギビングとクリスマスはヴァケーションと言うより家族の所に集ったり、知人とパーティするのがメインなのだといいます。つまり日本のお盆のようなものですが、交通機関（特に飛行機）が込み合うことに変わりはありません。日本からの旅行はこれらを避けるのが賢明といえます。
ちなみにアメリカではクリスマスは上記のように家族（知人）が一緒に過ごすためのもので、日本のように恋人たちだけのものではありません。日本のクリスマスに相当するのはアメリカではバレンタインデイです。ただしアメリカではこの日男女双方からプレゼント（もちろんチョコレートではない）を渡します。
さてここで自転車を借りてミラーレイクまでサイクリングに行きましょう