このページではぼくのホームページを訪問してくれたみなさんのヨセミテへの想い、体験を紹介します
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作者の吉田博さんについて

先日掲示板に来訪してくれたエリさん よりヨセミテを知るきっかけとなったＰａｔａｇｏｎｉａのTシャツの絵柄と下のコメントを送ってもらいました。
(エリさんのホームページERI'S STYLEはこちらです)

「Ｐａｔａｇｏｎｉａはヨセミテの大規模開発計画に反対する団体を支援しているアウトドアのメーカーです。

ヨセミテＴシャツの利益は、開発に反対する団体に全額寄付したそうです。
そして、とりあえず開発は無効になったそうです。

Ｔシャツの絵は、吉田博　という版画家の作品です。そして、イヴォン・シュイナード（Ｐａｔａｇｏｎｉａの創設者）のコレクションの中の一部でした。
明治９年生まれの　吉田博　は特にヨセミテの大自然に心を奪われて多くの版画作品を残しました。
「山は登ればそれでいいというものではない。そこに無限の美を感受するのが、登山の最後の喜びではないだろうか」という精神を持ったクライマーです。
そして、1991年の春号のＰａｔａｇｏｎｉａのカタログの表紙にこのＴシャツの絵が採用されました。
Ｐａｔａｇｏｎｉａのカタログは、とてもすばらしいので、アウトドアショップに行った時など、ちょっと見てみてください。

ＰａｔａｇｏｎｉａでのＴシャツ以外のヨセミテの活動は、1991年にヨセミテ・リストレーション・トラスト設立の支援をしました。

私は、Ｐａｔａｇｏｎｉａが好きで、好きでしかたないんです。
普段着もＰａｔａｇｏｎｉａ、スノーボードでもＰａｔａｇｏｎｉａを愛用してます。 」

*いろいろな切り口でヨセミテに引かれていく、と言うのはおもしろいですよね。
もしかするとこのページから版画の世界にも興味の窓口が開いているのかもしれません。

このTシャツの絵柄はエル・キャピタンというクライマー憧れの一枚岩の絵です。その吉田博と言う方も登ったのでしょうか。。。
ちなみにこの絵は「はじめてのシェラの夏／宝島社」というジョンミューアの書いた本の表紙にも使われてますので有名なものでしょうね。

*（usu3.jpg）

*（painting.jpg）

「http://www.yosemiteguides.com/ の　Sunset Walksというツアーに参加しました。４時間のツアーで　一人$55でした。（８月）
現地ガイドさんの解説付きで、Sentinel Dome Trailを歩くツアーです。Sentinel Dome の頂上で、夕焼け空の下での夕食は、いまでも忘れられません。
この日のツアー客が、私たち２人だけということもあって、ガイドさんが、珍しいところに案内してくれました。

Tunnel View から　Sentinel Dome Trailへ向かう途中、（Glacier Point Road）
進入禁止の看板がある小道を入ると、スキー場がありました。
　ここは、クマやシカを見ることができるポイントなんだそうです。
　10分近く 待っていましたが、残念ながら、この日はお目にかかれませんでした。（skiing.jpg）
・しばらく車を走らせると、小さな橋があります。（bridge.jpg）
　写真の左下の白い部分が橋です。
　うっかりしていると通り過ぎてしまうぐらい小さい橋です。
　ここで車を停め、50 m ほど歩いて奥へと進んで下さい。
　そうすると、足場の悪い場所があり、枯れ草をはらうと（usu2.jpg）、Native American's が使っていた石臼を見つけることができます。
（usu3.jpg）
石臼近くの川沿いに、2 m ほどの高さの岩があり、Native American's Painting を見つけることができます。（painting.jpg）

センチネルドームでの夕焼け

Sentinel Dome で夕焼けを見たあと　ホテルへ帰る途中、El Capitan のわきに車をとめました。
９時近くでしたので、あたりはもう真っ暗です。
満天にかがやく星空の下で、El Capitan を見上げると、ロッククライマーのライトが点々としていました。
昼間　ロッククライマーの姿を確認することは難しいですが、夜　こうやってみると簡単に見つけることができます。彼らの雄叫びを聞きながら、黒々としたEl Capitan を見上げるのもなかなかのものです。

センチネルドームからの眺め

ガイド歴２４年のベテランガイドさんも、つい最近知ったばかり
だと言っていました。私のヒアリングが正しければの話ですが、ヨセミテにロックアートは、２カ所しかないんだそうです。
こうなると、もう１カ所が気になってしまいますね。 」

ここはかなりの高地になるはずで夏季の彼らのキャンプ地だったのでしょうか。こんなことを考えるだけでも心は遠くに行ってしまいます。

ガイド歴がそんなベテランでも最近見つけた、なんていう場所をこうして皆さんで見ることができると言うのはインターネットってすごいとおもいませんか？