サンタモニカ航空博物館

サンタモニカ航空博物館はサンタモニカ飛行場(SMO)の北端にあります。
チノで復元された零戦が展示されたのを機に訪問しました。

zero3.jpg (27706 bytes)
復元された零戦
オリジナル部分は約25%とのことです。

zero4.jpg (27539 bytes)
サンタモニカ博物館の案内のおじいさんはとてもゼロ戦を気に入っていてしきりに設計がすばらしい、とほめていました。
上につるされている機体はソードフィッシュです。
zero9.jpg (20889 bytes)

 

curtis5.jpg (21512 bytes)
スーパーマリンS6B シュナイダーレーサー(レプリカ)
シュナイダーレーサーは映画「紅の豚」で一躍有名になりました。
シュナイダートロフィーカップレース(1913-1931)は現在のF1カーレースのようなもので各国が国威をかけて望んでいました。水上機なのでポンツーンがついていますが同時期の陸上機より高速でした。メッサーシュミットの速度記録機(Me109の原形)が1934年に登場するまで水上機の方が高速だったのです。これは滑走距離を長くできるので、翼面積を小さくできたためです。


curtis3.jpg (16348 bytes)
シュナイダーレーサーはこのような流麗なフォルムが魅力です。
このスーパーマリンS6Bはスピットファイアの設計者がこれでデビューしたことで、スピットファイアの兄弟としても知られています。

voyger2.jpg (23668 bytes)
Voyger(レプリカ)
この機体は初めて世界一周無着陸、無給油を9日間で達成しました。
この特異なフォルムはバートルータンによって設計されたものです。翼はアスペクト比が非常に大きく、しなりながら飛びます。
巡航高度は約8000フィートとのことで、あまりわたしのセスナと変わらない。。。まあエンジンも大差ないですが。
翼内と胴体はほとんど燃料タンクで、飛行中のウエイト・アンド・バランス(重心)計算がさぞかし大変だったことでしょう。

douglas2.jpg (29253 bytes)
世界一周といえばこのダグラスの郵便機も世界一周を達成しました。

varivigen.jpg (18392 bytes)
バートルータンといえば現在ではバリイージやロングイージで有名ですが、このバリビゲンが原点です。

p381.jpg (18747 bytes)
原点といえば、このP38はロッキードの鬼才ケリージョンソンの原点とも言える機体です。ケリージョンソンはF104やSR71、そしてスカンクワークスのリーダー的存在として知られています。

p382.jpg (23217 bytes)

f8f1.jpg (27393 bytes)
零戦といえば、このグラマン・ベアキャット(F8F)はアメリカ側のゼロ戦への回答として設計された機体です。
ベアキャットは零戦に影響されてぜい肉を落として大変スリムに設計されていて、太平洋戦争当時ではずばぬけた性能を持っていました。
(この写真はすこし画像処理しています)


f8f3.jpg (31301 bytes)
この機体が投入されたときにはもう終戦まじかで活躍する機会はなく、ベアキャットの性能はのちのリノエアレース(別のページに掲載)で十分発揮されることになります。そしてグリーネマイヤーなどがベアキャット・コンクエストワンで伝説を作っていきます。

geebee.jpg (33887 bytes)
このジービーレーサーは映画「ロケッティア」に登場したものです。

dc3.jpg (19623 bytes)
ほかにもこのDC3のように骨董的な機体がたくさん展示してあります。

->ホームページに戻る(Back to the top page)